レッスンの概要

  1. レッスンはいくつかのページと任意の分岐表により構成されます。
  2. ページにはコンテンツが含まれ、通常は問題で終了します。問題ページというようなタイトルが表示されます。
  3. 簡単な問題では、答えはなく、点数、フィードバックおよびジャンプページのみがあります。
  4. それぞれの答えには、答えが選択された時に表示される短いテキストが添えられています。このテキストはレスポンスと呼ばれています。
  5. また、ジャンプはそれぞれの答えに関連しています。ジャンプでは、レッスン中またはレッスン終了時に、相対的 - このページ、次のページ - または絶対的に移動するページを指定することができます。
  6. レッスンのデフォルトでは、最初の答えの次に次のページにジャンプします。その他の答えを選択しても同じページにジャンプします。つまり、最初の答えを選択しない限り、学生には同じページが再度表示されることになります。
  7. 次のページは、レッスンの論理的順序により決定されます。このページ順序は、教師のみが閲覧することができます。順序はレッスン内でページを移動することで変更可能です。
  8. また、レッスンにはナビゲーションオーダーがあります。これは学生に表示されるページの順番です。個々の問題で指定されるジャンプにより決定され、論理的順序と大幅に異なるように設定することができます。( しかし、もしジャンプが変更されない場合、これら2つのデフォルト値は密接に関係します。) 教師は、ナビゲーションオーダーをチェックすることができます。
  9. 学生に提示される時、答えは通常混ぜられています。つまり、教師が考える最初の答えは、必ずしも学生に最初に表示されるリストの最初に来る必要はないということです。( さらに、毎回同じセットの答えが表示される場合でも、表示順は異なることがあります。) 例外的にマッチングタイプの問題では、教師が入力したものと同じ順番で答えが表示されます。
  10. 答えの数はページごとに変えることができます。例えば、1つの正答と3つの間違った選択肢の問題ページを作ることも、○/×問題のみのページを作ることもできます。
  11. 答え無しのページを作成することもできます。学生には、混ぜた答えの代わりに続けるリンクが表示されます。
  12. レッスンを評価するため、正しい答えを選択した場合、論理的順番において現在のページよりもさらに下へ下がります間違った答えを選択した場合、同じページに留まるか、論理的順番において現在のページよりもさらに上へ上がります。つまり、ジャンプしない場合、最初の答えは正しく、他の答えは間違っていることを意味します。
  13. 問題は、1つ以上の正しい答えを持つことができます。例えば、2つの答えが次のページにジャンプする場合、両者は正しい答えと見なされます。( 同じページにジャンプする場合でも、2つの答えのレスポンスをそれぞれ異なるものにすることができます。)
  14. 教師には、レッスンの正しい答えに下線が引かれた状態で表示されます。
  15. 分岐表は、レッスン内のページへのリンク群を記載したシンプルなページです。一般的に、レッスンは目次として使用する分岐表から開始することができます。
  16. 分岐表のそれぞれのリンクには2つの構成要素があります。ジャンプ先のタイトルおよび説明です。
  17. 分岐表は、効果的にレッスンを複数の分岐 ( またはセクション ) に分けます。それぞれの分岐は、複数のページ ( おそらく同一トピックに関連するすべて ) を含むことができます。分岐の終了は、通常分岐終了ページでマークされます。これは、デフォルトで学生を分岐表に戻す特別なページです。( 分岐終了ページの「戻る」ジャンプは、ページの編集により変更できます。)
  18. レッスン内には、1つ以上の分岐表を置くことができます。例えば、メイン分岐表の中にサブ分岐表を置いたレッスンは、専門家にとって使いやすい構造でしょう。
  19. 学生にレッスンの終了を知らせることは重要です。これは「レッスン終了」リンクをメイン分岐テーブルに設定することで行います。もう1つのオプションは、単純にレッスンの最後まで進む、レッスンの分岐終了です。ここでは「最終」が論理的順序の中で使われます。分岐終了ページによってレッスンが終了することはありません
  20. レッスンが、1つまたはそれ以上の分岐表を含む場合、「問題の最小数」パラメータを適切な値に設定することをお勧めします。この値は、評点が計算される時に表示される問題ページ数の下限値です。このパラメータの設定を行わない場合、学生はレッスン内の単一の分岐にアクセスして、すべての問題に正しく答えると、最大評点でレッスンを終了することになります。
  21. さらに、分岐表がある場合、学生は同じ分岐表に1回以上アクセスすることができます。しかし、評点は単一の問題に対する答えにを元に計算されます。ですから、同じ問題に繰り返し答えても、評点は増加しません。( 実際は逆も真なりです。評点を計算するときに繰り返しを含む場合、閲覧したページ数が分母に加算されますので評点は低くなります。) 学生に対してレッスンの進歩に関する公正な考え方を与えるために、すべての分岐表ページで正答数、閲覧ページ数、現在の評点の詳細を表示してください。
  22. レッスン終了は、レッスン終了のページに明確に到達したか、レッスンの最終 ( 論理的な ) ページから次のページにジャンプしたことを意味します。レッスン終了に到達した場合、学生にはお祝いメッセージと評点が表示されます。評点は、( 正答数 / ページ閲覧数 ) * レッスンのスコアによって求められます。
  23. レッスンの終了に到達せずに学生が単にレッスンを離れた場合、学生には最初からレッスンを受験するか、最後に正しく答えた場所から始めるかの選択が与えられます。
  24. 再受験が許可されているレッスンでは、教師は「最終」評点に最高得点または平均点のどちらを使用するか選択できます。例えば、この評点は評点ページに表示されます。
  25. クラスタページ: クラスタは、ランダムに選ばれる1つまたはそれ以上の一連の問題のセットを意味します。正常に動作させるために、クラスタは終了クラスタページで完了させるべきです ( そうでない場合は、レッスン終了をEOCとみなします )。「クラスタ内のランダム問題」をジャンプとして選択することにより、クラスタ内の問題はランダムに選ばれます。クラスタ内の問題は、クラスタを抜けるためにEOCにリンクするか、クラスタ内の未閲覧の問題にジャンプするか、レッスン内の他のページにジャンプさせることができます。レッスンモジュールで、ランダム要素を使用したシナリオを作成することもできます。

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